2015年度 |
2015.9.27~10.9まで、米国代理人であるOLIFF PLC事務所主催の知財セミナーに参加させて頂きました。OLIFF事務所です。
|
2014年度 |
2014.10.27~11.7まで、米国のワシントンD.Cに赴いて、米国代理人のOLIFF PLC事務所主催の知財セミナーに参加させて頂きました。 前半の1週間は、英語での講義やグループ毎に分かれてのワークショップなど、初めて経験することばかりで、戸惑うことも多かったのですが、フランス人女性弁理士、中国人女性弁理士の方と知り合いになり親しくして頂き、また、日本からもたくさんの方が参加されており、その方たちとお話することで、リラックスして、セミナーにも徐々に慣れていくことができました。 OLIFF事務所のあるアレキサンドリアの町です。初日のクレームドラフティングのワークショップでは、先行技術との違いを考慮に入れながら、2つの独立クレーム案と、それぞれにいくつかのサブクレームを作るという課題が出されました。私は普段は明細書の翻訳及びチェックに携わっておりますので、技術的なことは同じグループのメンバーの方に助けて頂きながら、クレームの英訳など、私にできることを担当しました。限られた時間の中で皆の意見をまとめ、1つの回答を作り上げるのは、大変なことでしたが、回を重ねていくにつれ、グループ内のチームワークも高まっていったと思います。 4日目には、USPTOを見学してきました。セキュリティの関係上でしょうか、入口の限られたエリアしか、入ることはできませんでしたが、よい記念になりました。 USPTOです。2週目に入ると、気持ちに少し余裕も出てきて、研修の雰囲気を楽しめるようになりました。 後半はワークショップにおいて、OLIFF事務所の弁理士の先生方が審査官役となりグループ毎にインタビューの練習をしたり、また、講義の後にはOLIFF事務所の中を案内して頂きましたが、バーコードで管理されたファイル管理システムに大変感服致しました。 OLIFF事務所にて。さらに、デポジションやクレーム解釈ヒヤリングの様子を再現したものを見学させて頂いたり、CAFCの傍聴にも参加させて頂くことができました。訴訟手続きはまだなじみがなかったので、大変貴重な体験となりました。 研修で学んだことは今後の業務に生かしていきたいです。 (外国グループリーダー 長谷川) |
2012年度 |
米国代理人のOLIFF&BERRIDGE, PLC事務所において、2012.10.22-11.2の2週間、知財セミナーが開催されていました。渡米中には、OLIFF事務所に依頼中の米国特許出願案件について、担当のアトーニーとアクション対応の打ち合わせ等をこなしつつ、知財セミナーにも前半の1週間参加させて頂きました。簡単ですが、写真などを交えてご報告させて頂きます。
OLIFF事務所です。OLIFF 事務所は、ワシントンDCのアレキサンドリアにあります。アレキサンドリアはOLD TOWNと言われる古い街で、初代大統領ジョージワシントンが暮らした邸宅などもそのまま保存されています。日本でいう京都といったところでしょうか。高いビルもなくとても美しく素敵な街です。OLIFF 事務所から徒歩30分程度の所に、米国特許庁があります。ここまで来ると比較的高層のビルも林立しています。 右側がアトーニの個室、左側に秘書スペースが並んでいます。セミナー前半の1週間は、主に特許化までの部分を対象としていました。「クレーム/明細書作成」「先行技術(IDS)」「自明性」「出願戦略」等について、午前中は法律やプラクティス、判例等の講義を受け、午後には、数人のグループ毎に分かれて、実際にクレームドラフトや、意見書、補正書を作成するワークショップが開かれました。ワークショップでは、国籍の違う弁理士同士が、意見書案をぶつけ合うなど、非常に興味深い体験をさせて頂きました。1つの発明でも、クレームドラフトや意見書作成における着眼点は様々であり、バリエーション豊かな回答に触れられ、改めてこの仕事の面白さ、奥深さを感じました。 研修が行われたライブラリーです。 |
〒514-0003
三重県津市桜橋1丁目681番地